運転中、携帯はしまって、
両手はハンドルの上に!

National Highway & Traffic Safety Agency (NHTSA) によると、警察が関わった交通事故の25%は携帯電話、またはその他のモービルデバイスが関与しているそうです。最近、携帯電話に関する事故が急激に増えた為、多くの州が運転中の携帯電話の使用を禁ずる法律を作ろうとしています。 すでにカルフォルニア、コネチカット、ニュージャージー、ニューヨーク、ユタそしてワシントン州は携帯電話を手で持って会話しながら運転することは禁止されています。

特に、もともと死亡原因の大部分が交通事故によるティーンの間では、この傾向が強まっています。NHTSAによれば、この年代の50%以上が運転中に携帯電話で話したり、またはテキストを送っているそうです。その為、現在20州ほどがティーンの運転中の携帯使用を禁止しています。 尚、現在ジョージア州では、携帯電話の使用禁止はバスの運転手に限られています。しかしながら、運転中のテキスト、そして18歳以下の運転者の携帯電話使用禁止の法律が近く成立する予定です。

運転中のどんな行動も運転の妨げになり得ます。道路から一瞬でも目を離したり、考え事をしていたり、ハンドルから手を離すなどです。これは同乗者と会話をしたり、運転中にCDを変えたりすることも含まれます。

携帯電話で会話をすることと、同乗者と会話をすることは同等の結果を招くというレポートがありますが、あるレポートによると携帯の使用はこれよりもさらに危険であると報告されています。上記の違いは同乗者は運転者とともに運転中の状況を確認し、注意を促したりすることができますが、電話の向こう側の相手は道路がどんな状況か知ることができないからです。

もしあなたが運転中に事故や、危険な運転をしている運転者を見かけたら?この場合にはまず安全な場所に車を止めてから911に電話をすることをお勧めします。但し、ことの緊急性によっては、運転中に電話をする必要もあるでしょう。この場合、あなたが電話を使用することによって更なる緊急事態を作り出さないか、を第一に考えてください。

携帯電話の使用以外では、GPSの使用、運転中の飲食などが危険です。NHTSAとバージニアテックの研究によると、衝突の80%は運転者のよそ見によるものだそうです。また、この研究によると、事故を起こすに必要なよそ見は3秒程だそうです。注意していただきたい行動は、運転中の飲食(特にパッケージから出す時)、ラジオやCD、MP3の操作時、化粧、子供に注意をしている時、ペットに気を取られたとき、地図やGPSを見ている時、車外の物や、出来事に気を取られた時(反対車線の事故など!)などです。

注意一秒、怪我一生!休暇などで長時間の運転が多くなる季節になります、どうぞ十分にお気をつけて運転してください。